振り染め
- 2020.02.28 Friday
- 帯屋捨松
- 09:04
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- by すてまつ
JUGEMテーマ:着物 きもの
岩田です。
配色をしているとき、もう少し色に深みや味を出したいと思うときがあり、そんな時は糸に「振り染め」をします。
振り染めとは、基本となる糸の上に、何色か色を振る方法です。
今回は、ベージュの糸の上に4色 振ります。
染料も自分で作ります。
顔料とは違い微妙な調整が難しいのですが自分がイメージしている色になるように納得いくまで作ります。
染料ができると、糸を新聞紙に広げ染料を振っていきます。
4色振るとこんな感じです。
振り終わりを見ると、いつも色が濃かったかな・・・と不安になるのですが仕上げをして出来上がると良い仕上がりで安心します(^^)
織ってみると、基本のベージュと振り染めをした4色がランダムに出て、味のあるものになりました。
蘇隆窯 design week KYOTO
- 2020.02.27 Thursday
- 京都
- 08:54
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- by すてまつ
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西村です。
デザインウィーク京都
今年で5回目となるオープンアトリエを巡るイベントです。
作家モノではなく中小企業のものづくりの現場が身近に見られるので、よりコアな知的好奇心を満たします。
私が訪れたのは東山の蘇隆窯「そりゅうがま」という窯元さんです。
福岡は小鹿田焼きの姉的存在である小石原焼の娘さんが京都の陶学校で学び、
その時の同級生であった清水焼の窯元の息子さんと出会い、ルーツの違う窯元のお二人がご夫婦で
新しいものづくりをされています。
柳宗悦やバーナードリーチが滞在したことでも世界的に知られる民藝の小鹿田焼き、
素朴な色合いと食材を引き立てる飛び鉋の技法が人気です。
そのルーツでもある小石原焼と、
かたや都の高級品とされていた青磁の清水焼がどのようにマッチして作陶されているのか気になる窯元ではありました。
今回は焼くまでの工程を見せてもらえます。
京都では土が取れないので、豊岡の磁器用の磁土を使っています。
その土を、空気を抜き整えるように練っていきます。
菊練り
これを習得するのに3年かかるそうです。
清水式、胡坐で右回りのろくろで作業するだんなさんと、
小石原式、座って左回りのろくろで作業する奥さん。
お互い、得手不得手の工程を協力して作陶されています。
湯のみの径と高さを計って同じものを作っていく職人技。
次に、飛び鉋の模様を付けるところを見せてもらいます。
使う道具は、ゼンマイ式時計から取り出したゼンマイの部分。
それを回るうつわに引っかけ、手ごたえで模様を付けます。
その間わずか2秒ほど。
ぜんまいの掛かる音を耳が捉えた刹那、均等に(でも均等過ぎない)
美しい飛び鉋が入った模様が目に入ります。
思っていた付け方と全然ちがった!!!
実際に見るととても面白い工程で感動します。
小鹿田焼きより少し優しく、スタイリッシュで高級感を感じさせる小石原の雰囲気が、
青磁の艶やかな表情によく合っていると思います。
その飛び鉋が入ったあと、釉薬を染み込ませて焼いていきます。
みるみるうちに釉薬が染み込んでいき、さらっとした手触りになって不思議です。
青磁に鉄の多い釉薬を点描したオリジナル商品も素敵でした。
香港からのお客様も熱心に質問されていました。
普段、織物ばかりしている身としては他分野のものづくりのなんと刺激的なことか。
そして飛び鉋の様に、見せられる華のある製作工程があることが羨ましい。
蘇隆窯のご夫婦の説明はとても分かりやすく、
商品も洗練されていて買いやすい価格でしたし、
普段使いや贈り物にちょうど良いうつわだと思います。
アクセサリーや陶芸教室もされていたので、
また折りを見て伺いたいと思います。
デザインウィーク京都、思いがけない出会いがある良い機会です、
3/1までですので是非お出掛けください。
北野天満宮 梅花祭
- 2020.02.26 Wednesday
- 社寺仏閣
- 14:56
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- by すてまつ
JUGEMテーマ:神社仏閣
JUGEMテーマ:京都
北野天満宮では、梅が見頃を迎え、25日には梅花祭が執り行われました。http://kitanotenmangu.or.jp/index.php
しかし、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、参加人数が絞られています。
舞妓・芸妓によるお運びもなく、参加者はマスク着用が義務付けされています。
辛うじて、座礼・立礼のお点前はあるようです。
お客さんもお運びの方も、マスク姿で奇妙な光景です。
本殿前の飛梅(紅和魂梅)が満開です。
大宰府に流された道真を追って、一夜にして京都から九州まで飛んで行った、飛梅伝説の梅と同じ種類だそうです。
樹齢は400年を超えるようです。
春はすぐそこまで来ているのに、感染症がはやく終息してほしいです。
酸菜
- 2020.02.25 Tuesday
- グルメ
- 10:51
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- by すてまつ
JUGEMテーマ:グルメ
酸菜とは、Wikipedisによると
酸菜は通常「スヮンツァイ」と読み、中国東北部で白菜(仙台白菜に似た中国語で「大白菜」)を晩秋に甕に漬けて、自然発酵させて、冬季におもに鍋料理の材料として用いる漬物のことである。
酸菜白肉鍋は、台湾の人気の鍋で、今年のトレンド鍋だそうです。https://macaro-ni.jp/83389
一度、家で作ってみようかと思いましたが、発酵の度合いがわからず、お腹を壊してはいけないので躊躇してました。
伯楽家常菜へ行ったとき、酸菜砂鍋がメニューにあったので、頼んでみました。http://www.hakuraku.com/
こちらのオリジナル鍋だそうです。
シェフ夫妻は、吉林省長春の出身で、酸菜は冬には欠かせない食材だそうです。
土鍋でグツグツ煮て、供されます。
もっと酸っぱい味を想像していましたが、そんなことはなく、旨みが凝縮されています。
なるほど、病みつきになる味ですね。
家でも、チャレンジしたくなりました。
京都の洋食
- 2020.02.23 Sunday
- グルメ
- 06:00
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- by すてまつ
JUGEMテーマ:京都
JUGEMテーマ:グルメ
JUGEMテーマ:京都ランチ
西村です。
京都人はその和のイメージとは裏腹に、
実は抹茶より珈琲・お茶漬けよりパン・おばんざいより洋食、中華好きなのです。
観光の方には抹茶、お茶漬け、おばんざいを食べてもらっておいて、
地元人は空いた喫茶店、贔屓のパン屋、馴染みの洋食屋をゆっくり楽しんでいる構図だと最近気付きました。
高倉松原、ますや
その噂は食通からもオムライスが秀逸であると聞いていました。
今にも無くなってしまいそうな儚い店構え。
表でお弁当も買えます。
価格表はありえない安さです。(これでも増税時に値上げ済)
オムライスが少し前まで¥450だったことも信じられません。
懐かしい、うす焼き玉子にくるまれたフォルムです。
中はなんとビーフのケチャップライスでしっとり、うま味がダイレクトに押し寄せ、
飽きずに完食です。¥500だから美味しいのではなく、ちゃんと美味しいのが凄い。
サラダも林檎も付いたエビフライ2尾つけてもトータル¥1000て凄すぎます。
カウンター7席、ご夫婦で切り盛りされているのでお昼時は避ける方が良いです。
https://kyotopi.jp/articles/KwJhX
こちらも都会のビルの狭間、時が止まった洋食屋、亜樹
観光客は素通り、常連さんで賑わってます。
おすすめはB定食、これを注文している人が多いです。
ご飯に合うデミソースと、
手作りドレッシングとスープが美味しいです。
ボリューム満点ですが、千切りキャベツを酸味の効いたドレッシングと交互にいくと
さっぱり最後まで美味しく食べられます。
https://kyotopi.jp/articles/Y3fDg
↑※2020年少し価格は上がってます。
最後は冷麺で有名な中華のサカイ本店
こちらも地元民でいつもいっぱいです。
冷麺と並んで人気なのがオムライスです。
この昭和のオムライスはいつ出会っても幸せな気分になれますね。
チキンごろごろのライスです。
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/yoko-nagao/16-00154
最近はSNSの影響で割と観光客も来られるこれらのお店ですが、まだまだ地元密着型の癒しの名店です。
針の手入れ
- 2020.02.22 Saturday
- 組紐
- 16:33
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- by すてまつ
製造部の樋口です。
帯屋捨松で行っている、道明さんの組紐京都教室に月2回、半日コースで通っています。
スローペースな私は、一年間に1本か2本の帯締めを組み上げます。
先日、ようやく組上がった紐に足し房を付けて仕上げようとしたのですが、ふとん針が錆びて使えなくなっていました。
紙にさしてお道具箱に入れっぱなしにしたのがダメでした。
そのまま針供養に出そうかと思ったのですが、先生や他の生徒さんから分けていただいた針なので申し訳なくて、錆取りをしてみました。
お酢に10分ほど浸けて拭き取るだけです。
錆びた部分が黒く変色してますが、ザラザラは取れたのでなんとか使えそうです。
今後は適度な油分を保つように大事にします。
丁寧な気持ちでお稽古がんばります。
梅宮大社
- 2020.02.21 Friday
- 社寺仏閣
- 11:10
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- by すてまつ
京都御苑の梅
- 2020.02.20 Thursday
- 京都
- 10:29
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- by すてまつ
JUGEMテーマ:京都
今年の冬は、気温の高い日が続きます。
京都御苑の梅も盛りを迎えています。
梅林も大勢の人でにぎわっています。
紅梅や白梅、様々な種類の梅があります。
メジロも嬉しそうに飛んでいます。
桃林は、つぼみも膨らみ、間もなく開花しそうです。
まだまだ、おととしの台風の爪痕が残り、桃の木も倒れたのか、小さな木が植えられていました。
まだまだ、倒木の処理があちこちで進められていて、改めて、台風の被害の大きさを思い知りました。
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