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田中です。
円山公園に久しぶりに行きました。
東エリアの超混雑ゾーン、祇園界隈に突入するのは憚られましたが用事があったので。
午前中に自転車であればまま走れます。
藤棚の下でおにぎりを食べて節約し、本日は少々奮発のおやつを、と「茶菓円山」さんへ入ってみました。
円山公園内、隠れ家的にひっそりと佇んでいます。
よく知りませんでしたが、「未在」さんの跡だとか。
知らないと入る人は少ないのか、中は誰も居ずしばらく貸し切りでした。
外の暑さや観光客の喧騒がシャットアウトされ、全くの異空間。
言葉が少なく上手く説明できませんが(^_^;)、漆塗りの一枚板のカウンター、自然のものだけで作られた数寄屋造の侘び寂びの空間を独り占めできました。
真葛羹700円
とろとろの口どけなのにしっかりと箸で掴めます。
胡麻の風味がふんだんに引き出され、ほのかな甘さのあとに上品な苦みが追いかけてきます。
福蜜豆1000円
豆がとにかく大きい!
白花豆、皮がぱりっと、中はほくほくに炊けていて素晴らしい艶をまとっています。
紫花豆、かなり大きくて、もはや栗です。
寒天はほのかに海の香りがして、口の中ではしっかりほどけて清涼感が凄い。
そのままでも充分なお味がありますが、白蜜と黒蜜も付いていてまたひと味違った味わいが楽しめます。
お茶も色々あり、急須や器が選べます。
途中で東京からのお客様も見えていました。
ひとときの休息、ですがしっかりと体が休まり贅沢な気分転換ができました。
是非、祇園散策に取り入れて欲しい場所です。
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