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糸のみほとけ〜奈良国立博物館

JUGEMテーマ:美術館

 

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 奈良国立博物館で開催中の「糸のみほとけ-国宝綴織當麻曼荼羅と繍仏」を見に行きました。

 

              

 

 時代を追う形で、刺繍や綴織の表現の変遷をたどって行きます。

 

                  

 

 もちろん最初は有名な、中宮寺の、「天寿国繡帳」日本最初の造像は繍仏だった、というタイトルがついています。

 

 京博での国宝展の時は、大勢の人で、ゆっくり観られませんでしたが、今回は、人も少なかったので、ゆっくり、何度も観ることが出来ました。

 

                  

 

 鮮やかな色が残っています。

 

                  

 

 鎌倉時代に修復された様ですが、そちらの方が退色してしまったり、縫いが甘かったりしているそうです。

 

 稚拙な感じがかえって温かみを感じさせます。

 

                  

 

 綴織の残欠に見覚えのあるものがありました。

 

                  

 

 帯屋捨松の帯の図案の参考にしたものです。

 

               

 

 独特の柔らかいデザインが、飛鳥時代の特徴です。

 

 コプトの綴織に似たものもありました。

 

               

 

 レンガ朱と緑と金茶が鮮やかに残ってきれいでした。

 

 古い唐組の垂飾もありました。

 

                   

 

 組紐の先生が以前見せてくださったものの原本です。

 

 天寿国繍帳附属の帯だった可能性が高いもので、これも鮮やかな茜色でした。

 

 綴織の當麻曼荼羅は、縦横4メートルの巨大な綴織で、迫力があり過ぎでした。

 

                   

 

 阿弥陀の化身が尼の姿で現れて蓮を集めさせ、観音の化身が一晩で織り上げた、という奇跡的な曼荼羅として信仰を集めた、とのことですが、帯屋としては絶対無理!と思いました。

 

 鎌倉時代に、刺繍で復元されてました。

 

                    

 

 刺繍も技術が向上し、巨大なものや、精巧なものがたくさん作られていった様です。

 

 鎌倉時代には、遺髪を刺繍する髪繡というのもあったようです。

 

 祈りをこめて刺繍されたのでしょうね。

 

 やはり描かれたものと刺繍されたものでは、完成までの時間が違うのと、立体感があることもあって、より重々しい印象があります。

 

 なぜこんなにたくさんの繍仏が作られたのか、そこに刺繍をすることの魅力があるからなんでしょう。

 

 時間も手間もかかるけれど、丁寧に糸をさしていく時間、出来上がっていく形と色の美しさを感じながら、信仰を深めていったのかもしれません。

 

 よく知る刺繍家の樹田紅陽氏が、ワークショップをされた日に行けなかったのが残念でした。

 

 せっかくなので、記念撮影をしました。(笑)

 

                  

 

 

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