JUGEMテーマ:グルメ
木村葉子です。
私の生まれた熊本県には平家の落人の里と言われる五家荘(ごかのしょう)という山里があります。
それとよく似た名前の、五個荘(ごかしょう)という町が滋賀県にもあり、近江商人の発祥の地として有名です。
その町にいい雰囲気のお店があるので、ということで、普段なかなかお会い出来ない方達とお食事会をすることになりました。
バスを降りて民家の間の細い道を行くと、ひっそりとそのお店がありました。
湖香六根(うかろっこん)
琵琶湖の魚と地元の野菜、無農薬野菜や有機栽培の野菜と発酵食品、地元の酒蔵の日本酒、のお店です。
建物は築180年の秀明庵。
古さを残しつつ、使いやすいように新しく直してあり、緑あふれるお庭は新緑がまぶしい感じです。
お料理は、少しずつ、珍しいものが出てきます。
発酵食品と言っても、様々なものに漬けてあり、味わい多彩なメニューで、盛り付けも器もとても綺麗です。
玉子豆腐
発酵食品
ニゴイの落とし
お米のポタージュ
琵琶湖のモロコの唐揚げ
地元野菜と赤コンニャク
古代米のおにぎりの出汁茶漬け
プリン
また、東京からここのお酒を目当てに来られるお客様がある、と言われるのも納得できる、地酒の美味しいこと。
近くに酒蔵がたくさんあり、酒米違い、酵母違い、醸造所違い、で香りも味もいろいろと違い、見たことのない銘柄や限定品ばかりです。
そのお酒に合う酒器を選んでもらって、飲み比べることができるので、みんなでアレコレ選んで、味見しあって、とても盛り上がりました。
書道の先生のいくつかの教室から参加した生徒の集まりだったので、初めてお会いした方も多かったのですが、お酒も入ったせいかすっかりみんな打ち解けて、話が弾みました。
先輩から書道指導も受けることが出来て、お箸を手に、筆の動かし方を習ったりしてもうすぐ提出の作品に生かすことができそうです。
お店の少し離れたところに近江商人屋敷の街並みを散策できる観光ゾーンがあったのですが、今回は時間がなくて行くことが出来ませんでした。
書道の博物館も少し離れますが行けなかったので、もう一度、今度はレンタサイクルを利用して、この街を楽しもうと思っています。
楽しい休日を過ごすことが出来ました。