木村葉子です。
東本願寺のすぐ北にある、ホテルカンラキョウトhttps://www.hotelkanra.jp/で、工芸の見本市、展示販売会、「旅と工芸」というのを見てきました。
以前、お茶杓のワークショップを体験させてもらったお店も参加されるときいていたのと、様々な工芸品が新しいことに挑戦している今の状況を見ることが何か参考になるのではないかと思ったからです。
ホテルカンラという名前も初めて知ったので、新しくできたホテルが見られるのも楽しみでした。
スリッパを渡されて、五階のスゥィートルームから見て行きました。
さすがに広いお部屋。
そこには甲冑の材料と道具、鎧兜の堂々とした展示がありました。
材料も技術も本物の風格あるものでした。
1つの鎧兜を作るのに3ヶ月くらいかかるそうです。
五階には二部屋しかありません。
贅沢な作りで、半露天風呂からは、清水寺が見えます。
どの部屋のお風呂も綺麗な檜のお風呂でした。
下へ降りて、それぞれの部屋の展示を見て回りました。
ベッドを片付けて展示してある部屋もあれば、ベッドの上に並べてある部屋もあり、ホテルの部屋の作りも色々と変わっていくので、それを見るのも面白いものです。
窓から見える景色も、普段見ることのない景色です。
外国人に人気のあるホテルだというのも納得出来ます。
展示作品は、割と実用的なものが多くて、販売もされているので、手作り市のような感じです。
京都だけでなく、岡山とか奈良とか金沢とかからも参加されていました。
ほぼ全部の部屋を使っての企画なので、準備日を入れて4日間貸し切りなのだそうです。
こんな大きな企画とは知らなかったので、結構時間もかかり、最後の方は、他の人もそうでしたが、ちょっと疲れてしまいました。
旅と工芸というテーマは、理解の仕方にもよるかもしれません。
色々と参考になりました。
それにしても、和モダンなデザインのすっきりしたお部屋は素敵でした。
一階のトイレの表示も、すっきり可愛いデザインでした。
京都は新しいホテルがあちこちに建ってきていますが、京都に住んでいるとわざわざ泊まりに行くことがないので、中を見ることはありません。
今回はとてもいい機会でした。