田中です。
大津の三井寺へ行きました。
西国三十三所、十四番札所でもある天台寺門宗の総本山です。
初めて訪れましたが、広大な敷地面積で驚きました。
受付で順路が書いた紙をくれるのでそれを見て回ります。
仁王門です。迫力あります。
仁王門をくぐり、金堂への道は新緑が美しいです。
空梅雨も手伝い、爽やかな新緑がまだ楽しめます。
国宝である金堂です。
桃山時代を代表する名建築も素晴らしいですが、
中には円空の木仏や、不動明王立像、大日如来坐像など多くの仏像が間近で見られ、
その表情は実に様々で、まるで生きているかのような不動明王と目が合ったらしばし立ちすくんで仕舞うほど。
重要文化財である一切経蔵です。
高麗版一切経を納める回転式(!)の八角輪蔵です。
かなり大きいですが、これが回るとなると相当な労力が要ると思われます。
三重塔。室町初期の建築。
勧学院。
お天気が良く、多くの古い建築物も美しく見えました。
帯屋捨松とも縁のある帯締めの道明さんには「三井寺」という名を冠した帯締めがあります。
三井寺にある、智証大師求法目録の緒を復元したデザインだそうです。
そもそも私が三井寺を知ったきっかけがこの帯締めでしたので、
いつか訪れてみたい思いもあり、今回行けて良かったです。
三井寺の全てを知れたわけではありませんが、少しづつ興味を広げていくことが大切だと思いました。