JUGEMテーマ:着物 きもの
岩田です。
まだ昼間は暑い日が続きますが、夜には虫の声が聴こえてきて、秋を感じるようになりました。
これからどんどん寒くなって冬本番を迎えるころに、織元では夏物の販売会が始まります。
それに向けて、今は新柄を制作中です。
夏八寸は、目の粗い紗生地で透け感のある帯です。
透けると言うことは、柄と柄の間を渡る糸も表に見えてしまうと言うこと。
そうなると柄がボヤけたり分かりにくくなったりします。
織機で織るため、決まった丁数や色々な制限があるなかで、それをどう解消するのか頭を悩ませるところです。
意匠部だけでなく、製造部や営業、たくさんの人に相談しながら1つの帯を作り上げていきます。
来年の夏には、皆さまに素敵な帯をお届けできますように....。