木村葉子です。
知り合いのお宅から、大切にされていたお雛様を譲り受けました。
お家を新しくするためにいろいろなものを処分されていたのですが、どうしても処分するのは忍びない、どこか、飾ってもらえないか、とのことで、いただくことにしました。
今は30代になられた娘さんの誕生を祝って贈られた立派な七段飾りのお雛様です。
保存状態も良く、衣装も小物もきれいなままでした。
関東と関西では飾り方が少し違い、向かった左にお雛様、右にお内裏様、が京都の飾り方だそうです。
三人官女に、五人囃子、と少しずつ飾っていきました。
嫁入り道具のタンスや茶道具、牛車、とても可愛らしく立派なものでした。
心なしか、お人形の顔が嬉しそうに見えます。
人形というのは、それぞれ魂が込められているので、簡単に捨てることはできません。
上京区には、宝鏡寺というお寺があり、人形供養をしていただけます。
縁あって、譲り受けた可愛らしいお雛様たち、皆さんに見ていただきたいと思い、今年はながーく飾っておこうかと思っています。