JUGEMテーマ:グルメ
堅田の昼は、浮御堂の隣にある、300年続く魚清楼にお邪魔しました。
この時期にしか食べられない、琵琶湖の名物をいただきます。
部屋に案内されると、浮御堂が間近に見えます。
準備ができるまで、お茶をいただきます。お菓子にも浮御堂があります。
絶好のロケーションです。琵琶湖を眺めながら、のんびりと食事を楽しみます。
最初に氷魚(ひうお)の釜揚げが、出ました。
琵琶湖の冬の味覚です。天然アユの稚魚です。体が氷のように透き通っているのでそう呼ばれます。
そして、鯉の洗いです。
まったく臭みなく、薄く切ってあるので、歯触りもとてもいいです。酢味噌でいただきます。
そしてお待ちかねの、本モロコです。
とてもきれいです。
一匹づつ丁寧に焼いてくれます。
酢と醤油は、別々の皿に入れ、酢につけてから、醤油をつけます。
この時期は、卵を持っているメスとオスの両方が味わえます。卵を産むと骨が固くなるので、今の時期は、骨ごと全部味わえる、ベストシーズンです。
最後に、頭を網に刺すことで、頭にも火が通り、丸ごと食べられます。
結構ありましたが、あっという間になくなります。
次の料理を待つ間に、氷魚の佃煮でしのぎます。
そして、もう一つのメイン料理。鴨鍋です。
つみれを丸にして、入れていきます。
骨ごと叩いているので、よい出汁がでるそうです。
そして野菜を先に入れて、その上に鴨肉を並べるように置いていきます。煮えすぎない工夫です。
卵を溶いて、すき焼きのように食べます。肉が柔らかく、あっさりとした味付けなので、いくらでも食べられます。
〆は、もちろん雑炊です。
お腹いっぱいでも、食べられます。
デザートにメロンが出て、終了です。
琵琶湖の景色を眺めながら、旬の食材を堪能し、至福の時を過ごしました。
最高の同窓会になりました。