JUGEMテーマ:着物 きもの
京絞り寺田×帯屋捨松展 左近の桜 右近の橘をテーマに、草木染作品を中心に展示しました。
帯屋捨松の帯をたくさん見たいという、ご要望にお応えして開催している展示会です。
せっかく見て頂くのならと、毎回趣向を凝らして、開催しております。
おかげさまで、三日間のべ100名を超えるお客様に、お越しいただきました。
工房見学や絞りや織りのワークショップ、そして、今回は、ふくいひろこさんに御茶箱の楽しさを、伝えてもらいました。
もっと気軽に抹茶を楽しもうという趣旨で、好きなお茶碗と帯屋捨松の帯の生地で作った古帛紗を選んでいただいて、飲んでいただきました。堅苦しい作法は置いておいて、まず、お茶を楽しんでいただき、その後、深く知りたい方は、お稽古に励んでいただければ嬉しい限りです。
寺田氏による、草木染についての興味深いお話や、工房見学の後で帯を見ると、より理解が深まったと感想をいただきました。
また、コーディネイトやTPOについての質問も多く、気軽に相談に乗ってもらえる場が、もっと必要だと感じました。
近畿一円はもとより東京や岐阜、福岡からもお運びいただきました。皆様、たいへん熱心でより深く、きものや日本の文化について知りたがっておられることが、よくわかりました。
我々も目先の売上を追うのではなく、いかに興味を持ってもらい、楽しんでもらうことが和装の振興にもつながると思います。
理想は、同時期に西陣界隈で、皆さんが趣向を凝らして展示会をし、きもの姿の方で溢れるようになればいいなあと妄想しております。(笑)