6月3日付の朝日新聞夕刊に、帯屋捨松が特集されました。
エキセントリックな題名になってますが、流通を否定してるわけではありません。(笑)
ただ、現状では、多くの商品を見て頂ける機会が少ないのが悩みです。記事にもあるように、「もっと、帯屋捨松の帯が見たい」
「どこへ行けば見られますか」との声に応えて、企画した展示会です。
せっかくならと、工房見学や、ワークショップ。協力を得て、きものとのコーディネートや講座。また、蒔糊の実演など、より着物が好きになれる企画を考えました。
おかげさまで、3日間で、100人近いお客様にお越しいただき、よろこんでいただきました。
すぐには、売上につながるわけではありませんが、きものや帯の魅力を発信し、より深く知っていただくことで、ファンを増やすことが、商品を作るうえでの参考にもなりますし、きものを着られる機会を増やすことになります。
きものを好きな方は、きものや帯のことを、もっと知りたいと思っておられます。業界全体でも今以上に、もっと魅力を発信していくべきだと思います。きものを好きな方を増やすことが、発展につながると信じています。