JUGEMテーマ:着物 きもの
木村葉子です。
結城紬の奥順さんと、京絞り染めの寺田さん、二社の着物と、織楽浅野さん、帯屋捨松の、二社の帯とを合わせた「ふみ綴る」展が始まりました。
手紙を交わすように、問いかけに応えるような形で、それぞれの着物、帯に、合わせた思いをそえたコーディネートを展示しています。
今回の企画のために新たに作られたものもありますし、ずっと昔からあるデザインのものもありますが、それぞれの着物や帯の組み合わせに込められた意味やイメージを、読み取っていただけるよう文を添えていますので、是非、読みながらご覧いただきたいと思います。
初日からたくさんの方に来ていただきました。
通りがかりに、「あら、きれい」と、入っていただいた方も多く、日本人だけでなく、海外からの旅行者の方も見ていただきました。
5日日曜日までの展示です。
お気軽にご覧いただきたいと思います。
お待ちしています。
今回、葵で染めた糸を使った各社の作品も、展示しています。
上賀茂神社の葵祭で使用する、双葉葵🌱を染料に、葵染めの糸を京絞り寺田さんが作られて、それを、着物の一部に、または、帯の一部に、使用したものです。
双葉葵は、二枚の葉でひと組。ふたばあおいは、あふい、合う、という出会いや心寄せ合う意味もあり、それぞれの着物と帯の出会い、葵染の糸を通して思いを寄せ合った今回の企画の意味につながっています。