映画「オスカー・ピーターソン BLACK➕WHITE」

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 木村葉子です。

 

 映画「オスカー・ピーターソン BLACKWHITE」を観に行きました。

 

 

 大学生の頃、京都にはたくさんのJAZZ喫茶があり、私もコーヒー一杯で、いろんなJAZZを聴くことができました。

 

 その中でも、明るく軽妙でご機嫌なオスカー・ピーターソンのピアノの演奏は、薄暗い店内でも楽しい気分にさせてくれて、好きでした。

 

 映画は、彼を尊敬するミュージシャンたちが集まるところから始まり、オスカーピーターソンの少年期の回想や、その後の活躍、演奏、など辿っていきます。

 

 

 

 

 「BLACKWHITE」と付いているのは黒人と白人という、人種差別の意味でしょう。

 

 時代はまだ人種差別が横行し、どんなに優れた黒人でもあからさまに差別をされるシーンがありました。

 

 彼が作曲した「自由への賛歌」は、公民権運動のシンボルになり、人権運動に大きな影響を与えています。

 

 印象に残ったのは、彼の最後の奥さんが、とてもチャーミングな白人の女性だったことです。

 

 

 歳は離れているけれどとても深く彼を理解し愛していることが伝わり、自宅で見守られながら最期を迎えられて、幸せな人生だったと思いました。

 

 

 ビル・エヴァンスや、キース・ジャレットなど、タイプの違うピアノも好きですが、オスカー・ピーターソンの饒舌で明るいピアノは、いつ聞いても、気分を上げてくれるので、オススメです。

 

 

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映画「ゴジラ−1.0」

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 ゴジラ−1.0をやっと観に行けました。

 

 

 ゴジラの生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては30作目だそうです。

 

 

 初代の魂をかなり感じさせてくれる作品でした。

 

 

 戦争で焼け残った銀座を、ゴジラが破壊してゆくシーンは、迫力ありました。

 

 

 ドラマもしっかりあって、見応えありました。

 

 ただ、NHKの朝ドラや大河で観る俳優さんが多かったです。

 

 

 スターウォーズやゴジラ、ウルトラマンなど、子どものころから観ているので、いろんな思いがよみがえります。

 

 伊福部昭さんのゴジラのテーマが流れるとわくわくします。

 

 山崎貴監督は、裏切らないですね。

 

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映画『私がやりました』

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由希子です。

フランソワ・オゾン監督最新作『私がやりました』を観てきました。

映画『私がやりました』公式サイト (gaga.ne.jp)

 

 

『私がやりました』あらすじ

有名映画プロデューサーが自宅で殺された。容疑をかけられたのは、貧乏な若手女優マドレーヌ。法廷に立たされた彼女は、ルームメイトの新人弁護士ポーリーヌが書いた、「自分の身を守るために撃った」という正当防衛を主張する完璧なセリフを読み上げ、見事無罪を獲得。それどころか、悲劇のヒロインとして時代の寵児となり、アッという間にスターの座へと駆け上がる。豪邸に引っ越し、優雅な生活を始めるマドレーヌとポーリーヌ。しかしそんなある日、とある女が彼女たちを訪ねてくる。彼女の名前はオデット。一度は一世を風靡するも、今や目にすることも少なくなった、かつての大女優だ。そしてオデットの主張に、マドレーヌたちは凍り付く。プロデューサー殺しの真犯人は自分で、マドレーヌたちが手にした富も名声も、自分のものだというのだ。いったい真相は如何に?こうして、女優たちによる「犯人の座」を賭けた駆け引きが始まる――!

 

 

 

オゾン監督の2002年公開の映画『8人の女たち』が好きで

今作品にも同じ匂いを感じたので、これは!と思って観に行きました。

 

結論から言うと、『8人の女たち』までどっぷりとははまらなかった…というのも

1930年代のパリが舞台なんですが現代のme,too問題の要素だったり、

殺人事件の真実より男性や権威が優位になる価値観だったり、

裁判がまるで民衆へのショーのような描き方だったりに

コメディだけど笑っていいのかしら…と居心地の悪さを感じるのです。

まぁその毒のある感じがフランソワ・オゾンらしいのですが。

 

 

『8人の女たち』にも出ていたイザベル・ユペールが今作品でも かつての大女優オデット役で出ていて、

振り切った演技で古臭さと下品さを演じていて、判事に「私の犯罪を返して!」「未解決事件からどれでも好きなのを選べ」と言われているのは笑えました。

 

スピーディな展開で、衣装や街並み・インテリアは美しくて、目がワクワクします!

ぜひ『8人の女たち』と合わせて観てほしい映画です。

 

 

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映画「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」

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 おなじみのシリーズですが、トム・クルーズあっての映画です。

 

ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE

 

 ストーリーは IMFのエージェント、イーサン・ハントに、新たなミッションが課される。それは、全人類を脅かす新兵器を悪の手に渡る前に見つけ出すというものだった。しかし、そんなイーサンに、IMF所属以前の彼の過去を知るある男が迫り、世界各地で命を懸けた攻防を繰り広げることになる。今回のミッションはいかなる犠牲を払ってでも達成せねばならず、イーサンは仲間のためにも決断を迫られることになる。

 

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 私とほぼ同年代のトム・クルーズですが、クレイジーとしか言いようのない生身のアクションの連続です。

 

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 3時間の長さが全然気になりませんでした。

 

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 世界各地でのロケも美しく、カーチェイスもどれだけ破壊するねん!というぐらいです。

 

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 最後の最後まで、ハラハラされっぱなしでした。

 

 はやくPART TWOが観たい! 

 

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今朝の京都新聞

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 木村葉子です。

 

 もう2年たってしまいましたが、帯屋捨松本社をお貸しして、映画の撮影がありました。

 

 

 ブログで以前紹介した「ヒゲの校長」です。

 

 

 

 完成したのは去年。

 

 10月に公開されて、全国各地で上映されて、話題になっています。

 

 今朝の京都新聞に大きく載っていて、とても嬉しく思いました。

 

 

 帯屋捨松の応接間や座敷も撮影に使われました。

 

 あちこちで撮影をされて、一つの映画を作るのに本当に多くの時間と人の力が必要なんだな、とつくづく感じました。

 

 映画は実話をもとにしていて、実に感動的です。

 

 話題になって、本当に嬉しく思います。

 

 多くの人に見ていただきたいです。

 

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エリック・クラプトン  アクロス24ナイツ

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 木村葉子です。

 

 京都市の中心部、烏丸通の三条と御池の間に、新風館という建物があります。

 

 もともとはNTT、旧電電公社の建物で歴史を感じさせる洋風建築です。

 

 

 二度目のリニューアルで、ホテルを併設した商業施設となり、地下に小さな映画館もあります。

 

 

 その映画館で、短期間の上映となる、「エリック・クラプトン アクロス24ナイツ」を見に行きました。

 http://clapton.onlyhearts.co.jp/

 

 

 行くなら今日しか無い!とまだ風邪気味の体調ながら、咳止めの薬を飲み、のど飴持って乗り込みました。

 

 初めて行った映画館で、うっかり間違えて違う部屋に入ってしまいました。

 

 私以外は1人しかいない。あれ〜、席の指定する時もっとお客さんいる感じだったのに、と不安になりながら待っていると、全く違う映画が始まりそうになり、慌てて飛び出しました。

 

 ちゃんと確認したら良かった。

 

 やはり、さすがのクラプトンで、上映される部屋はたくさんの観客です。

 

 間に合って良かった!

 

 1990年1月から1991年3月まで、ロンドンのロイヤルアルバートホールでの演奏からの、選りすぐりを集めたもの。

 

 エリック・クラプトンが1945年生まれなので、45歳頃のステージです。

 

 いろんなことを乗り越えての、充実した時期の名曲ぞろいで、映像も音もいいので、臨場感が半端ない感じ!

 

 しかも、クラプトンの指先の大写しが美しく、ギターを弾けない私でもそのなめらかな動きと、最高のギターテクニックから生まれる音の奥深さにうっとりしてしまいました。

 

 「Wonderful  Tonight」が始まると、これが聴きたかった!と涙が出そうに。

 

 クールな表情のクラプトンと、陽気で楽しそうなミュージシャンと、オーケストラや観客と、全身で楽しめた映画でした。

 

 1991年3月の最後のステージのあと、彼に降りかかったあの悲劇のため、この撮りためた映像や音のチェックができず、今あらためて世に出た、とのこと。

 

 よく立ち直ってくださいました(涙)

 

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目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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 木村葉子です。

 

 帯屋捨松では、毎朝、本社の奥の座敷にみんな正座して朝礼をします。

 

 朝礼当番は1週間で交代して回ります。

 

 その1週間の中で、何か本とかイベントとか気になること、感想などを紹介することにしています。

 

 先日私は「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」という本を紹介しました。

 

 

 誰もが、え?見えない人が美術館に行くって?と思いますよね。

 

 とても興味が湧いて本を買い、読んでいく中で、何度もハッとさせられて、反省したり、考えさせられたり、笑わされたり、白鳥(しらとり)さんの魅力に引き込まれていきました。

 

 読み進めていくうちに、白鳥さんが全盲であることなど感じなくなり、けれども、逆に私たち見えている者が、気がつかないこと、見えずにいたこと、の方に思いが至り、多くのことを考えさせられました。

 

 そしてこの本と、一文字だけ違うドキュメンタリー映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」が、京都出町座で上映され、アフタートークにご本人もいらっしゃる!というので、是非!と見にいきました。

 

 私の友人で、聴覚障がいのあるKさんと、手話ができるお友達Fさん、と3人で見に行き、アフタートークにも参加しました。

 

 

 映画は、元にあった短編のドキュメンタリー「白い鳥」をさらに長く深くしたものでとても面白く、あっという間でした。

 

 アフタートークも満席でした。

 

 耳が聞こえないKさんに、この本を紹介したところ、読みたい!と言われて貸してあげました。共感する箇所がたくさんあった、全部を3日で読んでしまった、是非私も参加したい!とのことだったので、アフタートークも楽しみでした。

 

 

 白鳥建ニさん、監督の三好大輔さん、本の作者で共同監督の川内有緒さん、題字デザインの矢萩多聞さんのお話は、とても楽しく、白鳥さんもユーモアたっぷりに、いろんなエピソードをお話しくださって、とても盛り上がりました。

 

 質問コーナーでもたくさんの手が上がりました。

 

 全盲の方も1人いらして、スマホで映画を楽しめるアプリを利用して見られたそうです。「生まれて初めての映画です。とてもよかったです!」と言われ、全員が感動した一言でした。

 

 私も聞いてみたいことがあったので質問しました。

 

 白鳥さんはたくさんの美術館に行かれていますが、何か作りたい、たとえば粘土とか彫刻とか、絵とか、表現したいとか思うことはありますか?

 

 気になっていたのです。

 

 でも答えは「無いです。でも今、カメラで撮影するのが私にとっては表現だと思います」でした。

 

 写した写真を白鳥さんは見ることはできないのですが、歩きながらしょっちゅうシャッターを押して多くの写真を撮るのです。それが、連続してコマ送りの映像となり、不思議なアート作品のような感じがします。

 

 Kさんも共感したことや感動したことなど一生懸命に伝えていました。

 

 本やパンフレットにサインをしてもらったり、一緒に写真を撮らせてもらったり、とても嬉しいひとときでした。

 

 

 これから全国のあちこちで上映会とアフタートークが予定されているそうです。

 

 けれども白鳥さん自身は、有名になってしまったことが嬉しいわけでもなく、淡々としていらして、自分の好きなことを続けたいだけ、という感じでした。

 

 本も映画もおすすめです。

 

 

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映画「ブルージャイアント」

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 出町座で「ブルージャイアント」観てきました。https://bluegiant-movie.jp/#modal

 

 『BLUE GIANT』(ブルージャイアント)の本来の意味は、青色巨星です。せいしょくきょせい、英: blue giantは、巨星または、輝巨星の恒星のことです。あまりに高温のために青く見えます。
 ブルージャイアントとは、あまりに高温なため赤を通り越し、青く光る巨星。青色巨星のことです。

 

 

 小さなシアターなので、念のため電話で予約しました。その時に、早く来ないと補助席になるから、早く来た方がいいですよと言われました。

 

 

 そこで、早すぎるかなと思いつつ、40分前に着くと、なんと残り3席でした。一番前の左端、スピーカーの前です。近すぎるかと思いましたが、結果、前に人がいないのでどっぷり世界に浸れました。頭も乗せられるので、首もいたくなりませんでした。

 

 

 ストーリーは、世界一のジャズプレーヤーを志して、高校卒業を機に仙台から上京してきたサックス奏者の宮本大が、同級生のドラマー玉田俊二、凄腕ピアニストの沢辺雪祈(ゆきのり)とともにバンド「JASS」を結成し、演奏に打ち込む姿を描くものです。

 

 全編の4分の1が演奏シーンで、聴くうちに、自然と涙があふれてきます。

 

 

 彼らのバンド「JASS」の演奏を担当するのは、劇中曲のほぼ全曲を世界的ピアニストの上原ひろみが描き下ろし、ピアニスト雪祈(ゆきのり)の演奏を上原、主人公・大のサックスを馬場智章、ドラムの玉田の演奏を石若駿が担当しています。

 

 映像に演奏を合わせるのではなくて、最初に演奏を録って、それに映像を合わせているので、よけいに音楽がいいです。

 

 

 様々な人との出会いや経験を通して、成長していくさまが、圧巻です。

 

 ラストは、演奏もさることながら、いろんなアニメの表現を駆使して、躍動感や熱量が凄まじかったです。

 

 終わってからも、しばらく席を立てませんでした。

 

 また、ライブにも行きたくなりました。

 

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映画「仕掛け人・藤枝梅安」

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 当時、時代劇といえば勧善懲悪が基本で、最後に主人公が悪を懲らしめて、めでたしめでたし、というものが主流でした。必殺シリーズは、金をもらって殺しをするダークヒーローが主人公でした。

 

 その暗くダークな映像とハードボイルドな展開に、衝撃を受けたものです。その後、様々な必殺シリーズが生まれました。

 

 

 今回、原作者の池波正太郎の生誕100年を記念して、豊川悦司主演で映画化されました。

 

 

 俳優陣も豪華で、映像も見事に世界観を表していました。

 

 早乙女太一の殺陣が見事でした。キレキレ!

 

 

 池波正太郎といえば、食事シーンですが、質素だけれどどれもすごく旨そうでした。

 

 最近は、時代劇がめっきり減りましたが、やっぱり面白いですね。

 

 クレジットに椎名桔平の名前があったので、見落としたのかなと思っていたら、クレジットが終わった後で2部に続く映像が流れたたときに出ていました。クレジットを最後まで見ないと見逃しますよ。

 

 

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紅花の守人

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 木村葉子です。

 

 京都シネマで短期間の上映作品「紅花の守人」という映画を見てきました。https://beni-moribito.com/

 

 

 紅花の赤い色の美しさは何度か見ていても、その背景にはあまり知識が無く、今回勉強のつもりで見に行きました。

 

 紅花の色は花びらから、赤の色素を抽出してそめられます。

 

 

 驚くことに99%が黄色の色素なのだそうです。

 

 そのために、黄色の色素を洗い流していく作業から始まり、紅花餅にして乾燥凝縮していきます。

 

 遠くはエジプトから、シルクロードを経て日本に伝わってきた紅花の赤。

 

 

 多くの人々を魅了し、多くの財産をもたらしたようです。

 

 

 紅花屏風というのかいくつか残されていて、製造過程がとてもわかりやすく描かれています。

 

 

 今も昔も変わらない作り方です。

 

 

 東北で育てられた紅花は、江戸時代は、船で京都の方へ運ばれて、美しい織物となり、女性の唇を彩る口紅となり、紅花商人は巨万の富を手にしたそうです。

 

 大阪の住吉大社に、江戸時代に石燈籠を奉納した豪商たちが、その力を誇った歴史が残されています。入り口近くに大きな石燈籠があり、「紅花荷主中」という文字が刻まれているそうです。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33065460X10C18A7AA2P00/

 

 以前住吉大社を訪れた時、刻まれた年号の古さと石燈籠の大きさに驚きましたが、その時は紅花商人のことは知らなかったので気が付かなかったのかもしれません。https://binmin.tea-nifty.com/blog/2009/05/post-364e.html

 

 第二次世界大戦の頃、花ではなく米を作るように!と紅花の栽培が禁止されて、絶滅の危機にあったそうです。奇跡的に残っていたわずかな種から、大切に大切に育てて増やして今日に至ります。 

 

 花に話しかける姿は涙が出そうになります。

 

 手間ひまかけて、美しい鮮やかな赤が生まれることをあらためて知り、今、将来に向けて様々な種類の紅花を残し増やそうと研究されていることも知って、多くの人が紅花に魅せられ大切にしていこうとしていることをあらためて実感しました。

 

 そして何より、平和だからこそ。

 

 機会があればぜひ見ていただきたいと思いました。

 

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