残したい手仕事 日本の染織

JUGEMテーマ:着物 きもの

 

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 木村葉子です。

 

 本の紹介です。

 

 「残したい手しごと  日本の染織」

 

                  

 

 細長い日本の各地に、素晴らしい染織品が作られてきたのに、消えていきそうになっています。

 

 一枚の着物が出来上がるまで、数多くの職人技が必要です。

 

 糸を作るところから始まって、織るまでの準備は、織る時間の何倍もの時間と手間がかかります。

 

 また、染めの着物にしても、手描きや絞りや刺繍など、細やかで丁寧な仕事がされたものは気品と輝きを感じさせてくれます。

 

 そんな手しごとに、真摯に向き合う人たちを紹介している本です。

 

 京都の絞り、寺田さんは、帽子絞りの職人さんの紹介です。

 

               

 

 その手、その指、でしかできない仕事、そしてその絞りを生かす染めの技術も厳しいものです。

 

 職人さんの仕事に対する強い自信と、寺田さんの職人さんへの敬意が感じられる文章でした。

 

 ほかにも、芭蕉布や越後上布や、南部菱刺し、など22種の染織品が紹介してあります。

 

               

 

                   

 

                   

 

 近代化され、機械化されても、やはり、手でしかできない仕事があります。

 

 人の手で触ることで、湿り具合を判断したり、糸の良し悪しを選んだり、手に馴染んだ道具を使って、作っていく。

 

 それに、大自然の力もかりて、海で晒したり、雪の上で晒したり、川で晒したり、その土地で考え出された方法でしか、完成されないんですね。

 

 どんなに手間がかかっても、美しいものを作りたい、という強い気持ちが、手しごとの技術を高め、出来上がったものには、人の温かみと本物の輝きが宿るのだと思います。

 

 この本には、伝統だけでなく、新しいことにチャレンジして、これからも残っていこうとする、前向きの職人さんたちが描かれ、大切にしたいと思いました。

 

 昭和59年に発刊された喜如嘉の芭蕉布の本も、見てみると、この本が作られた時点で、芭蕉布の制作に関わっている人が130人います。

 

                   

 

 裂も貼ってあり、絣模様もたくさん載っている、貴重な本です。

 

                   

 

                   

 

 今、芭蕉布はその希少性から、超高級なきものになっていますが、作っている職人さんは今何人くらいいるんでしょうか?

 

 機会があれば、現場を見せてもらいたいな、と思います。

 

 

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糸から布へ

 

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 木村葉子です。

 

 とてもいい本だから、是非、探してみて!と、組紐の先生に勧められて購入した、「糸から布へ」という本です。

 

                  

 

 人類が糸を作り、ねじったり、組んだり、編んだり、織ったり、と、工夫して、生活の中の必需品を生み出していった過程がわかります。

 

                   

 

 世界中のあらゆる地域で、そこにある材料を生かして、人々は暮らしのために、網を作り、紐を作り、籠を作り、布を作ってきました。

 

                 

 

 その取材力には、驚かされました。おすすめ通りの充実した内容の本です。

 

                   

 

 生活の中で、使うものから、祈りに使うもの、そして、美しい飾りもの、へと発展して、中には素晴らしい技術にまで昇華させた工芸品、美術品とよべるものもあります。

 

 組紐のページもありました。

 

 何度も聞いていた両面亀甲という組み方が、紹介されていました。

 

                   

 

 組紐史上、最高の技術と言われている組み方だそうです。

 

 144個の玉を使って、表も裏も亀甲の柄が出るように組んであります。それも美しい。

 

 こんなところまで、人類の技術は到達するのか、と驚かされます。

 

 日々、西陣織の世界にいて、糸から帯へ織りあがっていくのを見ていますが、ここまで帯が完成されてくるまでに長い歴史と人々の工夫がどんなにあったことか、と、あらためて考えさせられました。

 

 今、また、東京芸大の学生さんが、機織りがしたい、と、通ってられます。

 

                     

 

 可愛い卓上機織り機で少しおってみて、その後、本物の機織りに挑戦中です。

 

                    

 

 物を作ることが、苦手とか向かないとかいう人もあるでしょうけれど、物を作ること、考えること、工夫すること、が、楽しくて仕方ないという人もたくさんいます。

 

 そんな人がそんな仕事につけたら、1番幸せですよね。

 

 西陣織の職人さんは、高齢化、後継者の問題を抱えています。

 

 先日も、職人募集の件で、世間を騒がす出来事がありました。

 

 技術を身につけるのは、時間がかかることです。

 

 これまでの人類の工夫の歴史を受け継いでいくことですものね。

 

 そんな風に思わせてくれるいい本です。

 

 

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暮らしの手帖

 

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NHKの連ドラ「とと姉ちゃん」をご覧の方には、とてもタイムリーな、今日のブログです。

 

                  

 

戦後の日本の生活、特に家庭を、より良く豊かにしていくために創刊されて、広告を載せずに、実直な内容を貫いてきた「暮らしの手帖」帯屋捨松の資料室に45号から70号までが、きれいに保管されていました。

 

                  

 

45号は定価160円。

 

                  

 

1958年ですから、結構高いものですが、その内容も高い充実度です。

 

最近の雑誌がほぼ広告ページで、内容も薄いので、読み捨ての暇つぶしになってしまっていますが、この「暮らしの手帖」は、今見てもとてもいい内容で、保存する価値があります。

 

少し紹介します。

 

今は離乳食もたくさん売られていますが、当時、基本は手作り。参考になります。

 

                   

 

台所の改善のページ。

 

                   

 

電化製品や洗剤のテスト。

 

                   

 

                   

 

                   

 

ちょうど、冷蔵庫、洗濯機、テレビが出回り、洗剤も増えた頃です。

 

そして、新しく入ってきた西洋野菜の料理、

 

                 

 

肉料理、

 

                 

 

アイスクリームの作り方など、

 

               

 

ドンドン豊かになっていく時代を感じます。

 

憧れのアメリカに追いつこうとしていた時代の日本、勢いがあります。

 

              

 

でも、「暮らしの手帖」は、そんな時代の中でも、きちんと自分たちの姿勢を保ち、何かを見失いそうな日本を静かに支えているような感じがします。

 

それにしても、表紙デザインも毎回カラフルでかわいい。

 

               

 

じっくり、見直してみたいと思います。

 


京の暖簾と看板


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 5月25日に発売される、光村推古書院の「京の暖簾と看板」に帯屋捨松の暖簾が掲載されます。

                

 裏表紙にも使われています。

                 

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三越タイムス

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 会社にある古い本の中に、三越タイムスという雑誌があります。

                     

 明治41年6月創刊の三越のPR雑誌です。

 月刊誌ですが無料で5万部も発刊されています。

 その表紙がオシャレだなぁと思っていましたが、思っていたとおり、杉浦非水のデザインでした。

                     

 日本のグラフィックデザインの草分け的存在です。

                     

 アールヌーボーの影響を感じずにいられないオシャレな表紙です。

                     

 ちょっとした挿し絵も洗練されています。

               

 三越の商品のPRの文章の硬さが面白く思えてきませんか?

                  

                  

 ハレーすい星にあやかって風呂敷や手ぬぐい、ブローチ、半襟とか売っていたんですね。

              

 ちなみに、杉浦非水氏はこんなにダンディな方でした。

                 


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マイフェイヴァリット

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 清野恵理子さんのプロデュースで9月末に発刊された本、デザイナーの稲葉賀惠さんの本で、「マイフェイヴァリット」を清野さんからいただきました。

                 

 稲葉賀惠さんも以前帯屋捨松にいらしたことがあり、私もヨシエイナバの洋服には憧れを持っていましたが、着物好きということもよく存じ上げておりました。

 この本は稲葉賀惠さんの着物によせる愛が詰まった本です。

 生まれ育った環境や青春時代のこと、着物に目覚めてからのこと、など写真も豊富でとても素敵な本です。

 浦野理一さんの項があったので会社にある本を見直していると写真のモデルの半分ほどが稲葉賀惠さんでした。

                 

 素敵です。

 でも今の着姿のほうがゆったりとして余裕がある気がします。

 歳をとる、でなく、歳を重ねるというか、深めるという感じがします。

 着物姿は年齢で深みを増していくと思いませんか?ヨーロッパのマダムと同じく、着こなすために必要な歳の取り方があるように思いますね。

 
紬の着物をさりげなく、普段に着てゆったりと秋の深まりを感じながら、お茶を飲む、なんてことができるくらいの余裕を持ちたいです。

 心の余裕ですね。


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