ゴジラ-1.0と文楽「冥途の飛脚」

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 十一月文楽公演「冥途の飛脚」を観ました。

 

 と、その前に、友人から「ゴジラ-1.0」に行こうと誘われて、ゴジラからの封印切り頭の切り替えができるのか不安はありましたが、ゴジラも見たかったので行くことにしました。

 

 

 私は今までゴジラを見たことがなく、初めてなので、ゴジラは放射能なの?ゴジラは何に怒ってるの?と何もわからずに、マジで怖かったです。

 

 

 圧倒的な破壊力、不死身の体は人間に敵う相手ではないと思いましたが、それでも人間は立ち向かうのです。面白かったです。

 

 ゴジラ鑑賞後は急いで国立文楽劇場へ。

 

 

 冥途の飛脚の主人公、忠兵衛は傾城梅川を身請けするために公金横領の罪を犯します。

 

 直前にゴジラを見て、未来を生きるために戦う人々の姿に感動していた私には、心中への道を転がり落ちていく忠兵衛が頼りなくて、アホやなぁと愛想が尽きる想いでしたが、梅川に罪を告白し、封印を切ってしまった理由を「そなたの心の無念さを晴らしたい」と言ったことで、愛ゆえにか…と理解して、やっぱり憎めないなぁと思いました。

 

 せめて生きている間だけでも夫婦として添いとげたいという二人の健気さに感動しました。

 

 人はそれぞれの幸せをつかもうと今を懸命に生きているのですね。

 

 

 

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文楽「妹背山婦女庭訓」四段目

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 楽しみにしていた「妹背山婦女庭訓」四段目を観ました。

 

https://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/02_koen/bunraku/2023/R5_7_8arasujichirashi_omote.jpg

 

 通し狂言で四段目を一気見です。

 

https://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/02_koen/bunraku/2023/R5_7_8arasujichirashi_ura.jpg

 

 漫才のような面白い掛け合いや、美しい舞踊の場面があって、4時間ほどの公演ですが飽きることなく見ごたえがありました。

 

 お三輪の最初の登場シーン、ほおずきを手に寺子屋から帰ってくる時のしぐさがかわいくて、一目で魅了されました。

 

 彼女の恋が叶うように応援していましたが、あんなことになるなんて…なんだか腑に落ちない、複雑な思いで帰りました。

 

 物語の舞台が三輪の里、お三輪が杉酒屋の娘ということで、ロビーには大神神社から授与された「しるしの杉玉」とお三輪の人形が飾られていました。

 

 

 

 「妹背山婦女庭訓」には、いくつかの奈良の伝説が織りまぜられていて、興味深く、奈良へ行きひとつずつ丁寧に見て回るのも面白そうです。

 

 

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夏祭浪花鑑

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 夏休みですね。

 

 待ち遠しかったです。

 

 夏休み文楽特別公演が!

 

 「妹背山婦女庭訓」の四段目も楽しみですが、まずは「夏祭浪花鑑」を観ました。

 

 

 主人公の団七九郎兵衛や釣船の三婦、団七の義兄弟、徳兵衛の女房お辰など肝の据わった登場人物たちが魅力的で惚れ惚れします。

 

 高津神社の宵宮、団七は舅を殺してしまうのですが、その姿が美しくてカッコいいんです。

 

 親殺しは重罪ですが、なんとか罪が軽減されると良いなぁ…。

 

 面白すぎて続きが気になる物語です。

 

 オリジナル手拭いを買って帰りました。

 

 

 団七縞の帷子の形に畳まれていてかわいい!

 

 

 広げると団七の彫物の柄と顔があって、これはもう団七ですね、素敵だわw

 

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久しぶりに観世会館へ

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 木村葉子です。

 

 コロナ禍のせいもあり、久しぶりに観世会館へ行きました。

 

 特別公演のチケットをありがたくいただき、着物で行ってみようかと思っていたのですが、お天気も悪く、前後に予定があったので

残念ながらワンピースで。

 

 やはり能舞台は美しいですね。

 

 

 

 今回は素謡「芭蕉」の前に大学教授の解説、能「恋重荷」の前にも同じく解説、があり、資料も添えられて、とてもわかりやすくなっていました。

 

 

 緊張感のある舞台で、仕舞、素謡、と続きます。

 

 いつものことではありますが、ついウトウト。

 

 能「恋重荷」(こいのおもに)の解説は、万葉集の恋の歌、古今集の恋の重荷の歌など関連した歌の紹介があり、より深く理解することができました。

 

 かなわぬ恋をした、宮中で菊の世話をする老人に、持てるはずのない重い荷を持って百度千度回れば、女御の姿を拝ませてやろう、となり、できずに恨みながら死んでしまいます。そして怨霊となって現れるのです。

 

 恋心の重荷と、重い荷。

 

 思いの深さが怨霊になる場面はよくありますが、髪を振り乱した怨霊の姿と面の目の奥の光に迫力があり、とても感動的な舞台でした。

 

 ロビーでは、本やグッズが販売されていました。

 

 

 

 以前は帯や扇など並べてあったと記憶していたのですが、今回は、ポーチやハンカチ、マスキングテープ、塗り絵、などが。ずいぶん変わっていました。

 

 

 

「能装束精解」ー製作の現場からーという佐々木能衣装店さんの本があったのでそれを買いました。

 

 

 帯屋捨松の資料室に能衣装の本はたくさんあるのですが、製作側の詳しい解説がとても勉強になりそうだったのです。

 

 今回は狂言が無かったので残念。

 

 また見に行こうと思います。

 

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文楽「曽根崎心中」

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 樋口です。

 

 4月文楽公演「曾根崎心中」も観ました。

 

 

 近松門左衛門の代表作で、大阪では曽根崎、お初天神が身近にあるので、文楽を観ていなくてもなんとなく知ってる馴染みの作品です。

 

 徳兵衛とお初の愛と情念が艶っぽく美しく描かれていて、浄瑠璃も三味線も舞台もとてもきれいでした。

 

 

 帰り道、私の頭の中には美しい三味線の音が鳴り続けていて、自分が思うよりも深く感動し、酔いしれている事に気がつきました。

 

 本当に素晴らしい舞台でした。

 

 ゴールデンウィーク、それなりに楽しく過ごしていますが、せっかくの連休に文楽公演がないなんてつまらない、もっと観たいと思ってしまいます。

 

 

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文楽「妹背山婦女庭訓」

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 樋口です。

 

 国立文楽劇場、4月文楽公演へ行きました。

 

 いつもは、空席もあるのにこの日は、ほぼ満席です。皆さん、楽しみにされているのが伝わってきます。

 

 前々から観たいと思っていた「妹背山婦女庭訓」が、大阪では102年ぶりに大序 大内の段から三段目までを通し狂言で上演するとのことで、楽しみにしていました。

 

 

 大化の改新を主軸に、十三鐘や衣掛柳の伝説と、領地争いが原因で不和となった、大判事家の久我之助と太宰家の雛鳥の悲恋を織りまぜた、なかなか複雑で面白い物語です。

 

 

 芝六親子も大判事家も太宰家も残酷な運命に強いられて、大きな犠牲を払います。

 

 

 浄瑠璃の激しい慟哭に泣かされます。

 

 特にクライマックスの「妹山背山の段」では、吉野川をはさんで上手に背山の大判事家、下手に妹山の太宰家の掛け合いとなります。

 

 

 

 思い詰めた若く純真な恋人たちと、その親である大判事と太宰少弐の後室 定高の苦悩を、上手と下手の両床からたたみかけるように圧倒的な迫力で語られます。

 

 桜満開の美しい吉野の風景の中での悲しい結末に、やりきれない思いになります。

 

 日本版ロミオとジュリエットと言われていますが、もっと深く、心を揺さぶる舞台でした。

 

 あまりにも凄くておもしろいので2週連続で観ました。

 

 そして、2回目の幕引きの時にも、もう一度観たい!と思いました。

 

 きりがないですね(笑)

 

 夏休み公演で上演される四段目を楽しみに待ってます。

 

 

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ULTRAMAN NEW GENERATION THE LIVE

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平井です


コロナ禍でなかなか見に行くことができなかった「URTRAMAN THE NEW GENERATION  LIVE」のチケットが取れたので、先日観てきました。

 

 

ステージの見どころは劇中、客席にも怪獣や数々のウルトラマンが登場する演出と終盤の戦いで、観客も客席から開演前に練習したジェスチャーでウルトラマンを応援し大敵に立ち向かう場面は会場が一つになり一番盛り上がるところです。そして、ウルトラマンが最後に観客へ向けて伝えるメッセージは大人の心にも響いてきます。


客層は老若男女と幅広く、初代ウルトラマンの世代から脈々とファンが続いて愛されているのだなと感じました。


 

 

 光と音の演出も加わり、迫力あるステージが楽しめました。取れた座席が通路側の中央だったので、会場が暗転してからスポットライトで登場するウルトラマンディナースやデッカー、トリガーを目の前で見れて、感動しました。

 

 

 TVシリーズに出演していた俳優さんの演技も堂々としていました。

 

 

ウルトラマンエックス、アグル、ガイア


終演後は劇中に出演した以外の歴代ウルトラマンもいくつか登場して客席を周り、手を振ったりジェスチャーで応えてくれます。

3階席には特別セブンが登場し歓声があがっていました。
 

 

近くのショッピングモールではステージに合わせて撮影会のイベントが開催されていました。

ウルトラの母、タロウ、ウルトラの父がカッコよくポーズを決めていました。

 

 

 

 


初春文楽公演

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 樋口です。

 

 初春文楽公演、「傾城恋飛脚」新口村の段、「檀浦兜軍記」阿古屋琴責の段を観ました。

 

 

 「傾城恋飛脚」はいつか歌舞伎で観た封印切りの続きでした。

 

 

 しんしんと降る雪のなか、忠兵衛と梅川が互いをいたわりながら歩く姿がきれいすぎて、死を覚悟の二人の運命が悲しくなりました。

 

 忠兵衛の実父、孫右衛門の親心、善悪だけで割りきれない、息子と梅川への想いが胸にしみました。

 

 「檀浦兜軍記」、傾城 阿古屋が素晴らしくカッコよかったです。

 

 

 立兵庫に絢爛豪華な刺繍の打掛姿が美しく、傾城としての意気地、命懸けで景清とお腹の子を守ろうとする決意に凄みがありました。

 

 琴、三味線、胡弓の演奏は阿古屋の指の動きが曲にあっていて本当に弾いているように見えました。

 

 琴の音に似せた三味線の演奏もすごかったです。

 

 阿古屋が即興で唄う詞がきれいで、頭のきれる賢い女性だとわかります。

 

 そう言えば、梅川の機転で忠兵衛親子は対面することができましたし、傾城とは容姿の美しさだけでなく、賢明なできる女性でないとダメなようです。

 

 阿古屋が弾き唄う3曲には深い意味がありそうなので、何度も観て理解していきたいと思いました。

 

 

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喜劇 老後の資金がありません〜南座

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 木村葉子です。

 

 長年、帯屋捨松で機織りの仕事をしてくださっているSさんと、南座にお芝居を見に行くことになりました。

 

 

 Sさんは、昨年、介護されていたご主人を亡くされたばかり。

 

 ずっとご主人のお世話ばかりで、南座に行ったことがない、と聞いて、一緒に行きましょうよ!と誘いました。

 

 「老後の資金がありません」の主演の、渡辺えりと室井滋のファンでもあるとのことで、ちょうど良いタイミング。

 

 私も見たかったので楽しみでした。

 

 午後3時半開場。

 

 南座の中を少し見学。

 

 今まで歌舞伎の時がほとんどだったので、着物姿の人をよく見ていましたが、歌舞伎でなくてもやはり、着物の方が思ったより多くいらっしゃいました。

 

 緞帳もこんな感じでした。

 

 

 やはり、華やかで、南座でお芝居を見るという贅沢な気分を感じます。

 

 

 私は残念ながら、仕事の続きの洋服でした。

 

 舞台は喜劇ですが、老後のこと、介護のこと、子供の結婚のこと、親の葬式のこと、など、笑わせながらも身近な問題で、わかるわかるという感じで頷きながら見ている人が多かったように思います。

 

 歌あり踊りありの楽しい舞台でした。

 

 Sさんも、とても楽しかった!と言っていました。

 

 その後、2人で洋食屋さんでまたお芝居の話で余韻に浸り、楽しい夜でした。

 

 

 また行きましょうね、と。

 

 

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オペラ座の怪人〜大阪四季劇場

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 樋口です。

 

 大阪四季劇場へ「オペラ座の怪人」を観に行きました。https://www.shiki.jp/applause/operaza/

 

 松の内でしたので玄関に門松と鏡餅が飾られていました。

 

 

 

 「オペラ座の怪人」、本当にすごかったです。

 

 音楽が素晴らしいのはもちろん、舞台美術が細部まで凝っていて、華やかで幻想的で、どのシーンも夢のように美しかったです。

 

 京都では「ノートルダムの鐘」が上演されていて、春休みに行く予定です。

 

 こちらもパリが舞台の物語ですね。

 

 楽しみにしています。

 

 

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