平井です
名古屋市科学館へ行ってきました。
大きなドーム内にある、世界一の大きさと言われるプラネタリウムは必見です。
広いスクリーンは実際に夜空を見上げている感覚でした。一般投影では「ふたたび月へ」を上映中です。
先日インドが打ち上げた無人月面探査「チャンドラヤーン3号」が世界で初めて、着陸が難しい月の南極付近に着陸成功したと報道されたばかり。この辺りは水の氷を蓄えている可能性があるそうです。実際に存在する氷の量などが分かってきたら、宇宙ステーションだけでなく、月の基地に滞在して研究することも可能になる時代が近い将来やってくるかも。上映を見ていて期待が膨らみました。
打ち上げ延期が続く、日本の月面探査機「SLIM」も今度は着陸成功してほしいです。
正面入口の屋外展示には国産大型ロケットH-IIB試験機。
日本発の純国産ロケットH-IIのメインエンジンLE-7
印象に残った天文館
江戸時代後期の小型望遠鏡。紙の筒を漆で塗り固めた一巻張りで出来ていて模様の細工も細かいです。中央は 当時の天文学者が望遠鏡覗いて観察し、描きおこした太陰之図(複製)月の模様が細密に描かれています。
西洋の望遠鏡も模様がきれい。
常設展は天文館、生命館、理工館とテーマに分かれて、どれも見応えがあります。実験や体験コーナーもあり1日楽しめる施設でした。